引き続き、本書「自宅は住居付き収益物件を買いなさい 住宅ローンで不動産投資を行う方法」の第5章の内容を見ていきたいと思います。
【第5章 知られていない住宅ローンの使い方】
・住宅ローンの抜け道?
【概要】
真は、自宅使用割合が一定以上あれば、低金利の住宅ローンで住居付き収益物件を購入できることに気付きました。
そして、自分で内容を調べた後、実際に銀行に問い合わせを行うことにしました。
【感想】
抜け道というタイトルなので、少し悪いことをしているように思えるかもしれませんが、本書にも記載がある通り、貸出規定に記載されていることなので、全く問題ないことになります。
実際このようなスキームがあるかどうかを知っているか知らないかでも、自宅の取得についてかなり選択肢が変わってきます。
やはり今の時代、情報弱者のままではダメで自分から情報を取りにいかなければいけないですね。
こと不動産については、情報がかなり大きなウエイトをしめます。インサイダー規制もない業界ですし、情報は大切にしないといけないですね。
・住宅ローン応用編と見なすべきではないか
【概要】
真は、住宅ローンについて更に詳細を調べました。
すると、自宅使用割合が3分の1で良い金融機関や、そもそも自宅使用割合を問わない金融機関があることに気付きます。ノンバンクではなく、銀行で、です。
【感想】
これも真がしっかりと調べたからわかったことですね。
自宅使用割合が3分の1で良い金融機関の例としては、2年ほど前に大型上場で騒がれた某銀行です。
それ以外の銀行でも大手都市銀行や地銀の雄と呼ばれている銀行などは50%以上自宅使用割合があれば良いです。
実際、住宅ローンをこのように使えるということを知っている人は日本にどれくらいいるのでしょうかね。一度新橋ででもアンケートを取ってみたいです(笑)。
・本当に可能なのかを実際に銀行に問い合わせる
【概要】
真は複数の銀行に問い合わせます。
当初の想定通り、自宅使用割合が50%以上、3分の1以上、はたまた収益部分に関しては自己資金、もしくは事業性のローン等、様々な回答がありました。
どの銀行からどのような融資が得られるか分かった真は、次章から物件探しを開始します。
【感想】
真が問い合わせると様々な回答が各銀行からありました。
ただ、確実に言えることは、毎違いなく、住居付き収益物件に対して住宅ローンで融資をしてくれる銀行があるということです。
これは今後住宅購入を考えている人には、しっかり覚えておいて欲しいことになりますね。
次回は、第6章① 住宅ローンを利用し、物件を購入するを見たいと思います。