引き続き、本書「自宅は住居付き収益物件を買いなさい 住宅ローンで不動産投資を行う方法」の第7章の内容を見ていきたいと思います。
目次
【第7章 住宅ローンを使えるようにする裏技】
・自己使用割合がポイント
【概要】
星は真から聞いた話の不明点を聞くことにしました。
まずは、自己使用割合について。基本的には50%か3分の1以上であることを確認しました。ただ、真から裏技を教えてもらいます。
その裏技とは住宅ローンが使える条件を自ら作り出すということです。
【感想】
上記記載した住宅ローンが使える条件を自ら作り出すというのは、例えば6部屋のアパートの3部屋をぶち抜いて、1部屋にしてしまう等です。
これであれば自己使用割合が50%を超えます。リフォーム費用を含めてもプラスになるようであれば、検討しても良い方法ですね。
・親族(親、祖父母、兄弟)に部屋を利用させる
【概要】
一つ前で記載した意外にも、親族に部屋を利用させるという方法でもいくつかの銀行は自己使用割合50%以上と認定してくれるようです。
【感想】
これはなかなか現実的には難しい方法かもしれませんが、一応一つの方法として覚えておいても良いかと思います。
・将来同居する予定にする
【概要】
次の裏技としては、まず親を住まわせて将来的に自分も引っ越す、というパターンです。
これも全ての金融機関で認められるわけじゃないかもしれませんが、融資してくれる銀行はあるようです。
【感想】
この方法もやはり親の転居を伴う為、実際にはなかなか難しいかもしれません。一応この方法も一つの方法として覚えておいても良いと思います。
・将来引越すことにするだけ
【概要】
最終手段として、物件を購入出来たら将来引っ越す予定、とする方法です。こちらも一部の銀行では融資を通してくれるとのことです。
【感想】
これは引越しを伴わないので、一番楽な方法ですが、対応してくれる銀行を探すのに苦労しそうですね。僕もこの本を読むまで、こういった方法で住宅ローンを借りれるとは知りませんでした。
また家族がいる場合等は、本当に引っ越すのかどうか、銀行側も慎重に判断する気もします。ただ独身であれば結構使える手なのかもしれませんね。
次回は、第8章 住宅ローンへの疑問に答えるを見たいと思います。