(株)ツツミ【7937】 株主優待 裏技

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ツツミ②

さて、前回は(株)ツツミの株主優待の基本情報を確認しました。

ツツミはこのブログのメインでもある長期優待株ですので、是非とも長期優待でプラスアルファの優待を受け取りたいですよね

クオカード2,000円分の優待を獲得するには、100株で21万円前後と、それほどハードルの高い金額ではないかもしれません(2018年3月現在)。

ただ、優待を獲得するために株を買ったものの株価が下落し損をしては元も子もありませんし、加えて何より1年以上の間資金がずっと拘束されるのも、弱小投資家にとっては厳しいものです。

特にIPO投資を並行して行っている方にとっては死活問題ですよね。

ここでまたいつも使うつなぎ売りと端数(1株)だけ長期で保有るという方法を取ります。

今回の記事では、つなぎ売りをしつつ、さらに長期優待を効率的に獲得できる方法を検討してみたいと思います。

*(株)ツツミ【7937】 株主優待 基本情報 はこちら

つなぎ売り

つなぎ売りについては、本記事では詳しくは述べません。

分からない方は「株主優待 つなぎ売り」や「つなぎ売りとは」なんかでググってください。山ほど記事が出てくるかと思います。

一応簡単な注意点だけ下記の西松屋の記事に載せていますので、読みたい方はご覧ください。

*(株)西松屋チェーン【7545】 株主優待 基本情報 はこちら

長期優待を獲得するためには

(株)ツツミの長期優待の条件

それでは長期優待を獲得する方法を見ていきましょう。まずは、ツツミの長期優待の条件を見ていきます。

ツツミのHPには以下のように記載があります。

対象株主
毎年、基準日(3月31日、9月30日)現在の株主名簿に記載または記録された当社株式1単元(100株)以上を保有されている株主様を対象といたします。
※継続保有とは、いずれの時点においても株主名簿に記載または記録された日から基準日までに同一の株主番号で連続して保有したことをいいます。

まずここから読み取れることとして、

①3月31日、9月30日の株主名簿に記載または記録が必須
②1単元(100株)以上の保有が必須
③同一株主番号が必須
④証券会社に貸株をしてはいけないとは直接の記載はない
⑤全株売却後、再度購入した場合はダメとの記載もない

ということになります。

これを見て思うこととしては、そこそこ簡単な基準だな、ということですかね。

3月末及び9月末時点しか株主名簿の確認を実施しないと思われることから恐らく四半期で株主名簿を作成しての株式保有確認はない思われます。

株数の指定も基準日だけですので、期中に100株保有の必要はないと思われます(念のため四半期では確認しますが)。

そしてもう一つの問題は同一株主番号が必要かどうか。

これは③にありますように明言されていますので、いつも通りの作戦を使うしかないですね。

それでは同一株主番号を維持するためにはどうすれば良いか見ていきます。

同一株主番号を維持するためには

他の記事でも述べました、端数(1株)を持ち続ける、という方法ですね。

権利確定日にはほふりで名寄せをするので、基本的には1株持ち続けていれば株主番号がかわることはありません。

SBI証券やカブドットコム証券では端数から購入できますので、まず1株購入し、その後3月末日の権利確定日(細かく言うと3営業日前の権利付き日ですが)に100株クロスし続けていれば、3年後及び5年後には長期優待を受けられるはずです。

四半期に1回株主名簿を作っている可能性も低いので、期中は1株だけ保有で良いかと思います。

まとめ

以上、ツツミの長期優待を殆どリスクなしで手に入れる方法です。

ただ、他銘柄程のリスクはないものの、こちらもまだ確認実験はしておりませんので、現在管理人は確認実験を行っております。

具体的には、

・口座①にて1株保有+2018年3月末日に100株クロス
・口座②にて1株保有+2018年3月末日に100株クロス

です。

2つの口座で確認実験を行っているのは何度も述べていますが、半期での空クロスが必要かどうか、確認したいからです。

ツツミは基準日には100株以上保有していなければならないという文言がHPにあります。
その為もし四半期で株主名簿を作成していたら、四半期は100株の保有が必要かもしれません。

ここは実験を行いますので、結果が分かり次第また報告しますね。

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