河西工業(株)【7256】 株主優待 裏技

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河西工業②

さて、前回は河西工業(株)の株主優待の基本情報を確認しました

河西工業はこのブログのメインでもある長期優待株ですので、是非とも長期優待でプラスアルファの優待を受け取りたいですよね

1,000円分の優待を獲得するには、100株で14万以下と、それほどハードルの高い金額ではないかもしれません(2018年3月現在)。

ただ、優待を獲得するために株を買ったものの株価が下落し損をしては元も子もありませんし、加えて何より1年以上の間資金がずっと拘束されるのも、弱小投資家にとっては厳しいものです。

特にIPO投資を並行して行っている方にとっては死活問題ですよね。

ここでまたいつも使うつなぎ売りと端数(1株)だけ長期で保有るという方法を取ります。

今回の記事では、つなぎ売りをしつつ、さらに長期優待を効率的に獲得できる方法を検討してみたいと思います。

*河西工業(株)【7256】 株主優待 基本情報 はこちら

つなぎ売り

つなぎ売りについては、本記事では詳しくは述べません。

分からない方は「株主優待 つなぎ売り」や「つなぎ売りとは」なんかでググってください。山ほど記事が出てくるかと思います。

一応簡単な注意点だけ下記の西松屋の記事に載せていますので、読みたい方はご覧ください。

*(株)西松屋チェーン【7545】 株主優待 裏技 はこちら

ちなみに河西工業はカブドットコム証券でもSBI証券でも、比較的権利付き日近くまで一般信用が残っていましたね(2018年3月)。

長期優待を獲得するためには

河西工業(株)の長期優待の条件

それでは長期優待を獲得する方法を見ていきましょう。まずは、河西工業の長期優待の条件を見ていきます。

河西工業のHPには以下のように記載があります。

「保有期間1年以上の株主様とは、毎年3月31日を基準日として、当該基準日を含む直近1年間の株主名簿に同一の株主番号で継続して記録されている株主様のことをいいます。
証券会社の貸株サービスをご利用の場合、貸出を行った株式の所有権は貸出先に移転し、所有権が株主様に改めて移転した際に株主番号が変わるため、継続保有の対象外となります。
また、相続等により株主番号が変更になった場合、過去の保有期間は通算されず、保有期間は新規株主番号に変更した後に到来した基準日から起算いたします。」

まずここから読み取れることとして、

①3月31日の株主名簿に記載または記録が必須
②同一株主番号が必須
③直近1年間連続して記載または記録が必須
④証券会社に貸株をしてはいけない
⑤相続の場合は株主番号は変わるためダメ

ということになります。

これを見て、やはり気になるのは③です。

普通の会社では、1年間保有の条件として3回連続で株主名簿に記などがあります。

しかし、河西工業は直近1年間としか記載がありません。

半期や四半期で株主名簿を作成しているのか、それとも年1回だけなのか、この記載だけでは判断がつきません。

これは実験してみるしかないですね。

ただ株数の指定がないので、100株保有の必要はないかもしれません。

そしてもう一つの問題は同一株主番号を維持できるか?といういつもの課題です。

同一株主番号を維持するためには

他の記事でも述べました、端数(1株)を持ち続けるという方法ですね。

権利確定日にはほふりで名寄せをするので、基本的には1株持ち続けていれば株主番号がかわることはありません。

SBI証券やカブドットコム証券では端数から購入できますので、まず1株購入し、その後3月末日の権利確定日(細かく言うと3営業日前の権利付き日ですが)に100株クロスし続けていれば、1年後には長期優待を受けられるはずです。

ただ、先程も述べました通り、半期や四半期に株主名簿を作っているかもしれないので、そこは注意が必要です。

まとめ

以上、河西工業の長期優待を殆どリスクなしで手に入れる方法です。

ただ、こちらはまだ確認実験はしておりませんので、現在管理人は確認実験を行っております。

具体的には、

・口座①にて1株保有+2018年3月末日に100株クロス
・口座②にて1株保有+2018年3月末日に100株クロス

です。

2つの口座で確認実験を行っているのは何度も述べていますが、半期及び半期での空クロスが必要かどうか、確認したいからです。

ただ、河西工業は権利確定日に100株以上保有していなければならないという文言はHPに見当たりません。

そのため、仮に四半期での株主名簿作成が行われていたとしても、1株保有で事足りるのではないかと思っています。

まあとにかく実験していますので、結果が分かり次第また報告しますね。

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