株式会社FUJIジャパン(1,449)の公募価格および、各証券会社から抽選結果が発表されました。
札幌アンビシャスの超小型案件(吸収金額0.8億円)のため、流石に地方市場への上場であっても公募割れの可能性は限りなく低いかと思います。
12月のIPOラッシュの初週最後の銘柄となります。
*同日上場のオーウエル株式会社の抽選結果記事はこちら
公募価格
仮条件720~740円のうち、最上限価格の740円となりました。元々想定価格は730円でしたので、ほぼ想定価格通りとなりました。
上場予定日
2018/12/13(木)で変更はありません。
管理人の抽選結果
SBI証券⇒落選
マネックス⇒落選
岡三オンライン⇒落選
藍澤証券(主幹事)⇒口座なしのため申し込まず
岡三証券⇒口座なしのため申し込まず
エース証券⇒口座なしのため申し込まず
上光証券⇒口座なしのため申し込まず
ご覧の通り、残念ながら当選はありませんでした。
主幹事(藍澤証券)から申し込めず、当選本数も1,100本しかないとなると、ネットでの当選は至難の業ですね。
しかし市場からの吸収金額が1億円にも満たないのであれば、そもそもこの会社は上場する意味はあるのでしょうか。正直、上場維持コストと資金調達額が割に合っていないのではないかとも思ってしまいます。
*株式会社FUJIジャパンの新規上場記事はこちら
初値結果
9時55分に公募価格740円を167円上回る907円で初値をつけました。当選された方は初値売りだと16,700円の利益となりました、おめでとうございます。ロックアップもしっかりしており、もう少し初値が伸びるかと思いましたが、札幌アンビシャス銘柄ということもあって、少し物足りない上昇率となりました。初値買いの資金も約6,000万円程度でした。
その後、一時は981円まで株価は上がりましたが、最終的な終値は832円となってしまいました。今後は一気に売買が細って来るかと思われるので、もうあまり手出しはしない方が良いかと思います。