アルテリア・ネットワークス株式会社(4,423)の公募価格および、各証券会社から抽選結果が発表されました。
東証一部上場の大型案件(吸収金額281.8億円)のため、公募割れの可能性があります。
12月のIPOラッシュでは唯一の単独上場ですが、後ほど述べます理由から管理人は当選分に関してはすべて辞退致しました。
公募価格
仮条件1,150~1,500円のうち、真ん中よりやや低めの1,250円となりました。元々想定価格は1,400円でしたので、約10%の下振れ決定となりました。
東証一部上場ですが、想定価格割れとなりそれなりに高い確率で公募割れの可能性があると思います。
上場予定日
2018/12/12(水)で変更はありません。
管理人の抽選結果
SBI証券⇒落選
SMBC日興(共同主幹事)⇒キャンセルペナルティがあるため申し込まず。
野村證券⇒落選
モルガンスタンレー⇒キャンセルペナルティがあるため申し込まず。
カブドットコム⇒当選後キャンセル不可のため申し込まず。
東海東京証券⇒申し込まず。
みずほ証券(共同主幹事)⇒補欠当選したが辞退。
マネックス⇒補欠当選したが辞退。
岩井コスモ証券⇒当選後キャンセル不可のため申し込まず。
岡三オンライン⇒落選
大和証券⇒当選したが辞退。
楽天証券⇒申し込まず
UBS証券⇒口座なしのため申し込まず。
岡三証券⇒口座なしのため申し込まず。
水戸証券⇒口座なしのため申し込まず。
ご覧の通り、主幹事のみずほ証券から補欠当選、マネックス証券からも補欠当選、大和証券からは当選となりましたが、いずれも公募割れの可能性があるため、辞退とさせて頂きました。
公募価格が仮条件の最上限で決まらない場合は、過去の統計から考えても公募割れとなる可能性が高いため、キャンセルペナルティのあるSMBC日興証券や当選後はキャンセル不可の後期抽選型の証券会社からは申込をしなくて正解だったと思います。
突撃されてしまった方は、傷が深くならないうちに撤退することも考えた方が良いかもしれません。
*アルテリア・ネットワークス株式会社の新規上場記事はこちら
初値結果
9時6分に公募価格1,250円を60円下回る1,190円で初値をつけました。当選された方は初値売りだと▲6,000円の損失となりました。1,187.5円が証券会社の引き受け価格でしたので、シンジケートカバー取引での初値形成かと思われます。やはり上場前からの嫌な雰囲気そのままに公募割れとなってしまいました。
その後、一時は公募価格を超え1,268円まで株価は上がりましたが、最終的な終値は1,200円となってしまいました。