田中建設工業株式会社(1,450)の公募価格および、各証券会社から抽選結果が発表されました。
JASDAQスタンダードの小型案件(吸収金額7.9億円)です。建設業ということでIPO的にはあまりぱっとはしませんが、公募価格が非常に割安な水準なため、それなりに好発進するのではないかと思います。公募割れの可能性は低いかと思います。
12月のIPOラッシュの2週目2日目の銘柄の一つとなります。
*同日上場のテクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社の抽選結果記事はこちら
公募価格
仮条件2,210~2,400円のうち、最上限価格の2,400円となりました。元々想定価格は2,210円でしたので、約8%の上振れとなりました。
上場予定日
2018/12/18(火)で変更はありません。
管理人の抽選結果
野村證券(主幹事)⇒落選
みずほ証券⇒落選
岡三オンライン⇒落選
東海東京証券⇒申し込まず
むさし証券⇒口座なしのため申し込まず
ちばぎん証券⇒口座なしのため申し込まず
岡三証券⇒口座なしのため申し込まず
極東証券⇒口座なしのため申し込まず
ご覧の通り、主幹事の野村證券をはじめ、残念ながら当選はありませんでした。
想定価格が割安なため、セカンダリーで突撃もありかと考えておりましたが、ここ数日の新規上場銘柄を見ているとさすがに強気では攻められません。一旦ソフトバンクの上場が一段落するまでは見送りですね。
*田中建設工業株式会社の新規上場記事はこちら
初値結果
9時13分に公募価格2,400円を170円上回る2,570円で初値をつけました。当選された方は初値売りだと15,700円の利益となりました、おめでとうございます。
しかしこれだけ需給が絞れている銘柄にも関わらず、この初値の低さはちょっと異常な気がします。IPO地合いが普通であれば、5~10万はリターンが欲しい所でしたね。狭き門を通過して当選しても、このリターンでは割に合いません。
その後、一時は2,770円まで株価は上がりましたが、最終的な終値は2,399円となり、初日で公募価格を割れてしまいました。明日上場予定のソフトバンクがここまで影響を及ぼすとは正直考えていなかったため、史上最大の大型上場は半端ないなと思いました。